留学生への新型コロナウイルス対策支援物資提供活動

政府による緊急事態宣言の影響でバイトがなくなり経済的に苦労している留学生へお米を届けて元気になってもらいたいと、ハンドベルゆりの会様より玄米をたくさん頂戴いたしました。オイスカ西日本研修センターさんのご協力のもと、当NPOが精米し、ひとり2kg 合計約254名分の白米を準備し、インドネシア留学生組織及び市内の日本語学校に配布をしました。

※白米の銘柄:「つやおとめ」「ひのひかり」 

玄米・雑穀類の販売をしている企業さんから頂いた、正規ルートのお米です。

※スマンガ(Semangat)とはインドネシア語で「頑張れ」の意味です。

■主催団体:NPO法人トゥマンハティふくおか

■玄米寄付/ハンドベルゆりの会(柳川市三橋町)

■精米場所/オイスカ西日本研修センター 

●5月2日

オイスカ西日本研修センターにハンドベルゆりの会の皆さんが玄米を持ってきてくださり、オイスカ西日本研修センターさんの精米機をお借りして、精米と袋詰め作業が始まりました。

●5月6日

精米と袋詰め作業の続き。皆さんのご支援のおかげで(新型コロナウイルスの感染拡大防止に注意しつつ)作業はサクサク進みました。午後2時すぎ、インドネシアの九大留学生と九工大OBが、経済的に困っているインドネシアの現役留学生に渡すお米を取りに来てくれました。帰りにオイスカ西日本研修センターさんよりたくさん玉ねぎをいただきました。

●5月8日

南区長住のアジア日本語学院さんへ白米2kg×50袋をお届けし、日本語を学ぶ留学生たち(国籍不問)に手渡ししました。ここはバイト先がなくなり、故郷からの仕送りも止まって困っているネパールやインドの学生たちが多くいます。学校側がお米を寄付してくれるところをちょうど探しておられたそうです。自粛で気分が沈みがちな留学生たちの励みになると職員の皆さんが喜んでくださいました。

●5月9日

九工大OBでインドネシア社会人のマフディッラーさんと船本さんが九工大飯塚キャンパスのインドネシア留学生にお米を届けてくださいました。写真をいただいたのでアップします。

船本さんより(一部抜粋)

「今日夕方に飯塚のみんなにお米と玉ねぎを渡してきました!とーっても喜んでいました☆みんな、本当にありがとうと言っていましたよ!バイトやめたり、バイトのお金がいつもより半分以下になったっていってる人もいました😣今回はありがとうございました🙌🏻🙌🏻」

※玉ねぎはオイスカ西日本研修センターさんから頂いたものです。

ご協力ありがとうございました。飯塚まで運んでいただきとても助かりました。これからもよろしくお願いします。

●5月11日

愛和外語学院さんにお米を50袋届けにいきました。今年度から愛和のスタッフになったSiddikさん、留学生のCalvinaさん(ふたりともインドネシア人)が代表してお米を受け取ってくれました。

●5月14日 六本松の九州言語教育学院さんに支援のお米50袋を届けに行きました。ちょうど中国の留学生たちが来てくれて、手渡しすることができました。元気を出して勉強頑張ってくださいね!

●5月14日 九州英数学館さんにお伺いして、先生にお米50袋をお渡ししました。残っているのは来週にお配りするAdachi学園さんのみ。それでミッション完了です。

●5月26日 九州Adachi学園さんにお米を20袋届けました。なんと留学生からサプライズで感謝状をいただきました!「コロナ禍の混沌とした日々の中、このようなお心づかいをいただき留学生も大変生きるエネルギーになったかと存じます」と担当の先生からメッセージをいただきました。これでお米支援のミッションは無事完了。ご協力いただいた皆さま有難うございました。