『2019年度九州地域NGO活動助成金事業』(NGO福岡ネットワーク様と真如苑様の共同事業)の採択を受け、『職業性ストレスチェック簡易調査票(57項目)多言語化事業』に取り組みました。
現在50名以上の事業場では、年に1回ストレスチェックが義務付けられており、それは外国人労働者も含みますが、当会が調べた限りでは、外国語のストレスチェックを無料公開されているのは英語、中国語、ベトナム語、ポルトガル語だけです。(その他の言語はストレスチェック代行会社が非公開)
近年、外国人の技能実習生が増え、日本経済を支える新たな担い手として大きな活躍が期待されていますが、その反面、失踪事件など雇用側・被雇用側のトラブルも聞かれます。今後は日本人同士だけでなく、外国人労働者に対してもメンタルヘルスが求められる時代が近い将来訪れます。そこでいち早く、7か国の翻訳(ベンガル語、インドネシア語、クメール語、ビルマ語、ネパール語、タイ語、タガログ語)を無償で公開して、多くの企業様に活用していただき、職場改善や外国人理解に役立てていただきたいとの思いで実施いたしました。
・カンボジア語=特定技能支援機関 サポート&フレンドシップ 代表
・フィリピノ語=ソルトパヤタス(FUNN加盟団体)事務局長
・ミャンマー語=地球市民の会(FUNN加盟団体)
・ベンガル語=バングラデシュと手をつなぐ会(FUNN加盟団体)
・タイ語=FUNN事務局スタッフのネットワークを使って翻訳者依頼
・ネパール語=FUNN事務局スタッフのネットワークを使って翻訳者依頼
・インドネシア語=当会
職業性ストレスチェック簡易調査票の7か国の翻訳にあたり、海外に精通し、広いネットワークを持ったFUNN事務局及びFUNN加盟団体の皆様には大変お世話になりました。心より感謝申し上げます。